波佐見焼のパッド印刷とは?工場見学で見られる絵付け工程
- takayamahasami
- 2 日前
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波佐見焼の器づくりには、成形、絵付け、施釉、焼成など、さまざまな工程があります。
高山では、素焼きされた器が届いたところから、工場での作業が始まります。
前回は、素地の表面についたほこりや細かな粉を取り除く「はわき」の工程をご紹介しました。
今回ご紹介するのは、器に模様をつける「パッド印刷」という工程です。
| パッド印刷とは

パッド印刷とは、やわらかいパッドを使って、器の表面に絵柄を転写する印刷方法です。
器は平らな面ばかりではなく、丸みやカーブがあります。そのため、紙のようにまっすぐ印刷することが難しい形状も多くあります。
パッド印刷では、シリコン製のやわらかいパッドが器の形に沿うように当たることで、曲面にも絵柄をのせることができます。
同じ絵柄を複数の器に印刷できるため、安定した仕上がりにしやすいことも特徴です。
| 器に模様をつける大切な工程

パッド印刷は、器の印象を大きく左右する工程のひとつです。
線の位置や濃さ、柄の出方によって、完成した器の表情は変わります。
そのため、作業では器の位置を確認しながら、ひとつひとつ丁寧に印刷していきます。
一見すると機械で簡単に印刷しているように見えるかもしれませんが、実際には器の形や柄の位置に合わせた調整が必要です。
同じ器をつくる場合でも、安定した仕上がりにするためには、機械の動きだけでなく、人の目による確認も欠かせません。
| パッド印刷で広がるデザイン

パッド印刷は、細かな線や繰り返しの柄を表現する際にも使われます。
シンプルなワンポイントの柄から、器全体の雰囲気をつくる模様まで、さまざまなデザインに対応できます。
波佐見焼は、日常の食卓で使いやすい器として親しまれています。その中で、パッド印刷は、使いやすさとデザイン性を両立させるための大切な技術のひとつです。
器の形、絵柄、色の組み合わせによって、同じ工程でも仕上がりの印象は大きく変わります。
| 工場で行われる、ものづくりの一場面
高山の工場では、器の形やデザインに合わせて、パッド印刷の作業を行っています。
器を決まった位置に置き、パッドによって絵柄を写し取る。その一つひとつの作業の積み重ねによって、器に模様が加わっていきます。
印刷された絵柄は、この後の工程を経て、器の表面に定着していきます。
完成した器だけを見ると分かりにくい部分ですが、ものづくりの現場では、こうした工程が器の表情をつくっています。
| 工場見学で見られる波佐見焼の製造工程

高山では、波佐見焼の製造工程をご覧いただける工場見学を行っています。
普段使っている器が、どのような工程を経て完成していくのか。実際の作業を見ることで、器づくりの流れや、それぞれの工程の役割をより身近に感じていただけます。
今回ご紹介したパッド印刷は、器に柄や模様を加える絵付け工程のひとつです。
「どのように器へ柄が入っていくのか」を見ることができるため、工場見学の中でも分かりやすい工程です。
| まとめ
パッド印刷とは、やわらかいパッドを使って、器の表面に絵柄を転写する印刷方法です。
丸みのある器にも柄をのせることができ、安定した仕上がりを支える大切な工程です。
完成した器のデザインは、絵柄そのものだけでなく、その柄をどのように器にのせていくかによっても変わります。
波佐見焼の工場見学では、このような器づくりの現場を間近でご覧いただけます。
ぜひ、器ができあがるまでの工程を実際に見て、波佐見焼のものづくりの面白さを感じてみてください。



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