こんにちは。
波佐見焼の窯元、高山です。
さて令和5年8月21日~23日までの3日間
長崎国際大学の山内ゼミから約10名の留学生さんに体験取材へ来て頂きました。
こちら山内先生。
大好きな波佐見町を、ゼミの留学生さんたちにも知ってもらおうと企画してくださったそう。
こういった波佐見大好きビトに支えられている、波佐見町です。
今回のカリキュラムは体験取材。
学生さん自ら体験した事をライターとして母語で記事にし、波佐見の良さを母国へ発信してくれるというもの。
聞いているだけで、とっても楽しみです。
日本に来てまだ3か月くらいの1年生から、4年生まで幅広く参加して頂きました。
【簡単にカリキュラムをご紹介 】
1日目 波佐見について講義→蕎麦打ち体験(昼食) → 高山工場見学 → 絵付け体験
2日目 鬼木の棚田トレッキングツアー → 昼 食 → べんざら鑑定団 → アクセサリー作り
3日目 (中尾山)鋳込み体験 → 窯焼きピザ作り(昼食) → 反省会(解散)
3日間の様子はinstagramやTiktokで投稿しています。
←クリック
毎回思うのですが、奥深いんだよな波佐見町。
普通の生活を送っていると知らなかったであろう事が、次から次に学べる場所です。
今回のSNSでの反応を見ていると、やはり【波佐見町ならでは】の体験に注目が集まっています。「鋳込み体験」「べんざら鑑定団」が人気ですね。
←instagramで投稿している「鋳込み体験」
←instagramで投稿している「べんざら鑑定団」
どちらも波佐見町の体験プランとして既にあるものです。
まず、「鋳込み体験」とは、型に泥漿(でいしょう)を流し込み、筒状の製品を作っていく成型工程
よく「ろくろ体験」は目にしますね。
あれもとっても面白そうだけど、やっぱり難しい。
「鋳込み」が簡単だとは思わないが、ポイントで注意すると、綺麗な仕上がりの製品が完成します。
次に「べんざら鑑定団」
こちらは、波佐見町は約400年の焼き物の歴史があるのですが、歴史の痕跡が残る貴重なものも落ちていることがあり、「べんざら(陶片:やきものの割れたカケラ)」を調べると、時代ごとの材料や技術の変化が分かり、先人の熱い「想い」にも触れることができるそう。
河原で拾ったものを、鑑定士(波佐見町学芸員:中野氏)に鑑定してもらうことができるというもの。
やってみたい方多くて、投稿後DMでも問合せを頂きましたね。
こういった波佐見ならではの観光事業が、浸透していないのは残念。
少しでも告知へご協力出来たら嬉しいな。
また高山でも観光事業を発信していけるように計画中です。
色々詳細が分かってきたらご報告します。
記録も兼ねた広報としての目線ブログみたいになっちゃいましたね。
では広報の大嶋でした!
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