こんにちは。
長崎県にある波佐見焼の窯元、高山です。
今回はお隣、有田へ行ってきたのでレポします。
インスタグラムで概要を投稿しています。
ぜひご覧ください。
|有田の窯業資材専門店「深海商店」さん訪問
窯業資材の専門店
400年以上の歴史をもつ「深海商店」さんへお邪魔しました。
13代目深海 宗佑さんとお会いしたのは波佐見で働きはじめて、すぐの頃。それから2年大変なご活躍で難しいかも?と思いつつご連絡。
工場を見せてもらえることに。
高山の工場見学は、ふらーっと来て、ふらーっと帰れるスタイルなので気楽にご連絡してみたら…座学から始まり、しっ
かり案内してもらえた…ご、ごめんね1人で行って😅
恐縮です。
|深海商店さんは資材屋さん
呉須・色絵具・釉薬といった、窯業に欠かせない資材を製造販売されています。
話しを聞いていると、化学の世界。
面白かったですよ。
スイヘーリーベは、学生の頃栄養学を学んでいる時以来です(栄養士専攻の人)
▽酸化と還元、再結晶とかね。懐かしい人いるんじゃない?
|呉須(ごす)
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▶呉須とは
陶磁器に使う青い絵具。
波佐見焼も白地に綺麗な青が映えています
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見せてくれたのは400年程まえの破片。
しっかりと呉須が残っているのが印象的です
|焼呉須
呉須って「生」と「焼」があるらしい。
深海さんのところで製造するのは「焼呉須」。
焼呉須にすると製品完成時の発色が安定したするそう。
そこで使っている窯。中がきれいな青色で美しかった。
|粉砕
焼いた呉須を粉砕します
この動いてる機械
ビジュアルがとても好みであった
|石摺り
粉砕したら、自然乾燥させて
最後は石で摺るんですって。
これも機械化はされていましたが
何とも地道な工程です。
窯業関係者はアポとると見学できるそうなので、有田へお越しの際はぜひごらんください。
面白かったですよ。
|世界へ向けて発信中
13代目は大変なご活躍で、地元に限らず飛び回っておられます。
その中で呉須の可能性を広げ、アパレルや家具にも展開。
これから大注目ですね。
|あとがき
私のひっそりブログも、「深海 宗佑」さん検索からひっかかる日も近いのでは(笑)
大いに期待しよう。
広報の大嶋でした。
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高山では工場見学・直営店をいつでも見ていただけます。
気になる方はお気軽にDMください(インスタのDMが反応早いです)
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